【報告】2026年5月14日 15日 Cheminas53 Poster発表と展示を行いました。ご来場ありがとうございました。

比較的お安い金型(数十万程度)と手動の射出成型機(Original Mind社製INARI6)(数巡万円)を使うことにより、MPS用のデバイスなどを作れるようになりました。大学様で使用していただきました。また、プラスチックが再生できることを利用して、環境にやさしくリサイクルしてつかうマイクロ流路というコンセプトはどうでしょうか?ご興味のある方は是非お声がけください。

https://www.originalmind.co.jp/products/inari

たくさんのご意見をいただき、またノベルティとしてY字流路(ペットボトルのキャップから作製したので、研究用途には向きませんが、、、)、アルギン酸ファイバの作製の実演など、昔からのマイクロ流路ファン?の方々からは「懐かしい!」と喜ばれました。

自分の研究室でPDMSでデバイスを作ることから、プラスチックデバイスを自ら作るところへ移行し、日本から多くの流体デバイス、およびそれを内包したシステムが旅立ってゆくことを今後とも推進してゆきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

Lee disc pumpでアルギン酸ファイバ吐出    懐かしいY字流路(ペットボトルキャップ)

Cheminas53にてポスター発表及び展示を行います。

化学とマイクロナノシステム学会第53回研究会(Cheminas53)が5月14日・15日の2日間、東京大学・先端研にて開催されます。合同会社Luominen Labでは「プラスチック製マイクロ流路デバイスの低温・精密接合法の開発」というタイトルで14日にポスター発表を行います。細胞研究(MPS)用デバイスや酵素を包埋したデバイスの研究もご覧になれます。本研究はASTI株式会社との共同研究の成果です。

また、展示会では、ポスター発表での成果及びLee Disc pump(製品とプロトタイプ装置)の展示も実施します。また、マイクロ流体デバイスで用いられているプラスチックを再生して利活用する取り組みも進めています。お時間がありましたら是非お立ち寄りください。ペットボトルキャップから作製したY型流路マイクロ流路デバイスをプレゼントしています。

2025/08/31 マイクロ流路作製キット(3枚入り) 説明映像

 本マイクロ流路作製キットは追加で溶剤を準備する必要があります。お手数ですがご自身で準備いただき、溶剤の扱いには十分注意し、ご使用ください。 

マイクロ流路作製キット(3枚入り)の使い方
送液のための準備の一例

 不明な点がありましたらメール等で質問いただけると幸いです。

少し大きな射出成型機 INARI P35 到着 2025年4月

 射出成型機 INARI 6 を使い始めましたが、プラスチック製マイクロ流路デバイスの作製をまじめにやるのであれば、少し大き目なものも必要ということで、INARI P35 を購入しました。3月にオリジナルマインドさん(長野県岡谷市)にてデモを見させていただき、決心。段ボール箱8箱で納品されましたが、それから3日間奮闘してやっと組みあがりました。ちゃんとできた自信は少ないのですけど、恐る恐るトライ。

縦型射出成型機 INARI P35 (白いカバーが本来つきます)

 初めのころはINARI P35の勝手がわからず苦戦をしていましたが、オリジナルマインドさんに何回か問い合わせ、8割方使えそうなものができるようになりました。マイクロ流路デバイスの切削用の基材として用いてゆきたいと思います。

初回の射出成型出来上がり(ショートショットなど)
3,4回目の射出成型出来上がり(8割方大丈夫)

先に導入した射出成型機 INARI 6 を用いたプラスチック製マイクロ流路デバイスの作製 2025年4月

「プラスチック製マイクロ流路デバイスを1日にで作ろう!」の一つの要素である「基板の加工(射出成型)」があります。100円ショップでもきれいな射出成型物を見るたびに、これで100円で売れるってすごい!マイクロ流路デバイスも簡単に作れないかなあと思っていました。先にペットボトルリサイクルでオリジナルマインドさんのINARI 6を使ってワークショップを実施しました(産業フェスタ2024)が、これでマイクロ流路ができないか頑張ってみました。

 まずはCAD(Fusion360)で簡単流路を設計し、ミスミに金型発注しました。5日ほどで到着した後、INARI6で射出成型。もちろん鏡面磨きでないのでそれなりですが、マイクロ流路を封止した後、青色色素を流してみると、漏れずに完成。圧力も0.3MPaまで大丈夫でした。

今後は(1)自分で金型を作る(2)鏡面に磨きを入れ、ある程度の品質のマイクロ流路デバイスを目指す などトライしてみます。

簡易の金型(下段と上段)ツールマークが見える 鏡面加工の仕上げが必要
フィルムで封入した後、青色色素を流した。
使用したINARI 6