「プラスチック製マイクロ流路デバイスを1日にで作ろう!」の一つの要素である「基板の加工(射出成型)」があります。100円ショップでもきれいな射出成型物を見るたびに、これで100円で売れるってすごい!マイクロ流路デバイスも簡単に作れないかなあと思っていました。先にペットボトルリサイクルでオリジナルマインドさんのINARI 6を使ってワークショップを実施しました(産業フェスタ2024)が、これでマイクロ流路ができないか頑張ってみました。
まずはCAD(Fusion360)で簡単流路を設計し、ミスミに金型発注しました。5日ほどで到着した後、INARI6で射出成型。もちろん鏡面磨きでないのでそれなりですが、マイクロ流路を封止した後、青色色素を流してみると、漏れずに完成。圧力も0.3MPaまで大丈夫でした。
今後は(1)自分で金型を作る(2)鏡面に磨きを入れ、ある程度の品質のマイクロ流路デバイスを目指す などトライしてみます。


